一人暮らしを始めたいと思っても、お金がかかりそうだから諦めてしまったという話をときどき聞きます。
確かに一人暮らしは実家暮らしよりもお金がかかるので、ちょっとためらってしまう人もいるかもしれません。
しかしちゃんと計算したうえで計画を立てれば、決して不可能ではありません。
一人暮らしを始めるためのお金が足りなそうなときに、何をするかについて書かせていただきました。
お金の問題をクリアしてぜひ一人暮らしを楽しんでもらえたらと思います。
実際にかかるお金を計算する
まず実際に一人暮らしを始めて継続するならば、どれくらいのお金が必要かを計算することはとても大事です。
ここを曖昧にしてざっくりとした予測の元に始めると後々困ってしまいます。
またアルバイトなどをするにしてもお金を貯めるにしても、目標が明確でないと続けることが辛くなることもあります。
一人暮らしを始めるとなると実際のところ初期費用はけっこうかかってしまいます。
家を借りるにあたっては、当月の家賃のみならず「敷金」や「礼金」といったお金を払わねばなりません。
仲介手数料や火災保険なども含めるとさらに必要額は増えます。
また引っ越しするとなれば業者に頼まなければいけないことも多く、各種の家具家電を揃えるとなると一人暮らしを開始するにあたってのお金は、思いのほか多くなってしまいます。
生活するにあたっての月々の生活費も、どれくらいかかるか予測しておいた方がいいですね。
とくに最初のうちは一人暮らしに慣れていないので外食が増えたり、生活雑貨を揃えなければいけないので出費はかさみがちです。
この他に細かいところではNHKの受信料など予想外の出費もないわけではないので、ある程度余裕をもって貯めておいた方が心に余裕がもてます。
それらをふまえておおよその必要額がわかってきたら、一人暮らしを始めたい月までの日数でわれば、どのくらいのペースで稼げばよいかわかってきます。
一人暮らしを始めるにあたっては、まずは必要な額を把握することが大事です。
生活を見直す
目標が決まったらそれに向けてアルバイトをすることも大事ですが、いくら稼いでも働いたぶんをすべて使ってしまったらあまり意味がありません。
まずは生活を省みて、ムダな消費をなくす努力をすることも貯金するためには有益です。
たとえばコンビニはなるべく使わないとか、携帯電話を格安スマホに変えるなどはかなり効果があります。
ひと月に使う交遊費用の上限を決めるなど節約に努めるも大事です。
毎月必要な額を着実に積み立てながら、進められるとよいと思います。
アルバイトをする、貯蓄する
ある程度ゴールが見えてきたら、あとは貯めるだけです。
学生で一人暮らしを始めるのであれば、やはりアルバイトしながら資金を貯めていくという形になるでしょう。
しかし目標や必要な金額がはっきりとしていれば、頑張る気力もわいてきます。
社会人であれば給料が下りたら必要な分はすぐに貯蓄に回してしまう、ボーナスは手をつけないなどきっちりと決めると、お金は貯まり始めるはずです。
全て計算通りにはいかない可能性もあるので、期間は長めにとれるといいですね。
家を探す
どの家で一人暮らしをするのかで、初期費用やその後の生活費はかなり変わってきます。
よい条件の家であればそれなりに家賃も高いので、生活費の維持が難しくなります。
収入と折り合いをつけつつ、できるだけ理想的な家を探したいところです。
両親から協力を募る
自分で稼いで達成することもできますが、前述のように一人暮らしを始めるにあたっての頭金は少なくありません。
自力だけだとかなり時間もかかってしまう可能性があるので、両親から借りるなどある程度工面してもらえるとかなり楽になります。
すべて甘えてしまうのは難しいかもしれませんが、しっかりと計画を立てていくら必要かなどを説明すると協力を得られることも多いです。
一人暮らしを始めてからのこともあるので、両親とはできるだけ良好な関係を保てると心強いです。
友人と住むことを考える
資金面や家事の関係で、いきなり一人暮らしはハードルが高いかもしれないと感じたら友人と一緒に住んだり、シェアハウスに住むことを検討してもいいでしょう。
一人暮らしではないので多少気をつかわなければいけませんが、生活費は一人で住むよりもかなり抑えられます。
集団で住む楽しさもあり、慣れてきたら一人暮らしへとシフトしていってもよいので、うまく利用したいです。
終わりに
一人暮らしを始めるにあたって、どうしても壁になってしまう資金面をクリアするための手段について紹介させていただきました。
まずは具体的にいくらかかるのかを明確にすることが大切です。
いつまでにいくらお金が必要かがわかってくれば、どのような仕事に就けばよいのかの目星もつくので、やる気も湧いてくるはずです。
焦らずに少しずつお金を貯めながら準備していくことで、必ず一人暮らしへの道はひらけます。