夢にまでみた憧れの一人暮らしですが、現実は結構大変でした。
私が一人暮らしをする中で大変だったことを、ご紹介します。
大変だったものから順番に並べますね。
たまり続ける洗濯物
日中は正社員として働き、夜は週3日アルバイトをして生計を立てている私。
もちろん、仕事から帰ってくるとすでに疲労はピーク。
正直家事をする気力が全くと言っていいほどありませんでした。
「明日でいいや…」と先のばしにしていると、週末には洗濯物ボックスから溢れる量の洗濯物が溜まってきます。
週末、多い時であれば3回連続で洗濯機をまわし、1回では全てを干しきれないので一部はコインランドリーに持って行き乾かしました。
毎回、「今度こそ絶対に洗濯物を溜めないぞ!」と誓うものの、やはり仕事が始まると疲れに負けてしまっているというのが現実です。
実家にいた頃は毎日母が洗濯をしてくれていたことが、いかにありがたいことであったのかをひしひしと感じています。
量の調節が難しい自炊
これは自炊をすることが面倒というわけではなく、一人分のご飯を作ることに苦労をしました。
とうのも、私は5人家族の長女として育ったため、ご飯を作るときはいつも5人分です。
そのため、慣れるまでは1人分の材料調節がうまくできませんでした。
毎回、料理をすると1人分の量よりも多く作ってしまい、大体3日間は同じ物を食べていました。
その中でも、一番の失敗はキャベツをひと玉買ってしまったことです。
消費するのにかかった期間は約1週間。
その間、毎日食卓にはキャベツを使った料理が並びました。
最初のうちは美味しく食べていたものの、日が経つにつれて、なんだか虫になったような気分になりました。
この経験から、これ以降キャベツは割高でも半玉を買うようにしています。
食材を買うとき、ひと玉やパック詰めされた食品の方が割安なため、ついついそちらに手が伸びがちなのですが、本当にそれ1人で食べきれますか?
食べきれず、捨てることを考えると、量り売りや単品売り、半玉を買う方が結果的にはお得になるかもしれません。
量の調節さえ上手くできるようになれば、自炊は外食よりも健康的かつ節約にもなるのでオススメですよ。
安いアパートで大量発生する虫!
これは私が福岡市のハイツに住んでいたときのお話です。
当時、収入も少なかったため、家賃が割安だったハイツの1階に住みました。
住み始めたのが冬であったため、1階でも虫がでることなく快適に過ごせていました。
しかし夏が近づくにつれ、部屋の中でもちらほら虫を見かけることが…。
とはいえ目を凝らさないと見えないような小さな虫だったのであまり気にも止めず、過ごしていました。
そんなある日、我が家に最大の危機が到来しました。
洗濯物を干しているとベランダにいたゲジゲジが自宅に進入。
気持ち悪い&逃げ足が速いでなかなか退治できず、やっとの思いでゴキジェットを取り出し噴射!
3分くらい噴射し続けると動かなくなりました。
しかし、死んだゲジゲジをどうやって処分するかが大問題!
実家にいれば父や弟が処分してくれるのですが、ここにいるのは当たり前だけど自分だけです。
一人暮らしなので自分で処分するしかありません。
考えに考え抜いた結果、手に軍手をはめ、その手にこれでもかってくらいトイレットペーパーを巻き付け、ゲジゲジをつかみ軍手ごと処分しました。
この後も二度ほどよく分からない気持ち悪い虫の侵入があり、虫たちとの格闘が一人暮らしをする上での一番の苦労かもしれません。
一人暮らしで、たくましく成長できた!
一人暮らしを経て、実家では絶対に体験できないことを多々経験しました。
嫌なことや苦労したこともありますが、「今となっては全ていい経験になったな」と感じてます。
一人暮らし当初は虫を見るだけで半泣きになって退治していた私が、今では平然とした顔でゴキブリを退治しています(友達からはたくましいと尊敬されています…)。
それに洗濯物は週に2回、水曜日と土曜日に洗濯機をまわす。といった習慣を作ることで、洗濯物がたまるのを防げています。
自炊も先人のアドバイスや一人暮らしのレシピ本を参考に、材料を無駄なく使い切るレシピの研究に日々励んでいます。
なので最近では、1度の料理で作りすぎてしまい、3日連続で同じものを食べることも無くなりました。
これから一人暮らしを始める方に
一人暮らしを始めてみると、楽しい反面、自分が想像していた以上のハプニングや大変な出来事がつきものです。
それらをひとつひとつ乗り越え、クリアにしていくことで自身の成長にも繋がりますし、何よりも自分でできることの幅が大きく広がります。
乗り越えられないほどの大変なことは早々起こらないので、色々と起きるハプニングも一人暮らしをする上での醍醐味として気楽に構えておくといいでしょう。