一人暮らしをはじめるとなにかと出費がかさむもの。
日頃から出来る節約として、自炊して弁当生活を検討している人もいるでしょう。でも一人分のおかずを作るとなると、結局コスパが悪くなると聞いたことはありませんか?
そこで今回は、一人暮らしの弁当生活で節約を可能にするコツをご紹介します。
基本の「さしすせそ」調味料をそろえておく
砂糖・塩・酢・醤油・味噌の5つは、料理の基本調味料ともいわれます。
和食はもちろん、中華や洋食など幅広いメニューの味を引き立たせてくれる強い味方です。弁当作りを始め、自炊に力を注ぎたい人は冷蔵庫に常にストックしておくべき調味料です。
これに加えて、みりんと酒があると料理の幅がグッと広がります。
また、一人暮らしでもしっかり自炊をするとなると、「さしすせそ」調味料も結構な量を使用します。自炊を頑張ると決めたなら、大容量サイズのものを買うことをオススメします。
大容量サイズの調味料のほうがコスパもいいので、節約にも繋がります。
簡単お手頃レシピで無理なく続けられるメニューを習得する
お弁当作りをはじめる時に、非常に便利なのがレシピサイトです。
私も一人暮らしで弁当のおかずに悩んだ時は頼りにしていました。
でも、変に難しい手順があったり、使う食材や調味料が変わっていたりすると、そのうち作るのが面倒になってしまいます。なにより、お弁当作りには材料費がかかりますので、身近な材料でお手頃でなければ、食費は膨らんでしまいます。
節約のためのお弁当づくりには、継続することが重要です。
だからこそ、材料費のお手頃さはもちろん、レシピを見ずにササッと作れるメニューをいくつももっておくことが大切です。
時間のある時に作り置きする
眠い目をこすりながらお弁当作りを続けるのも、なかなかに辛い習慣ですよね。
そんな「朝の貴重な時間を少しでも有効に使いたい」「もう少しゆっくり寝たい」という願いを叶えつつ、無理なくお弁当生活を続けるために便利なのが「作り置きのおかず」です。
作り置きのおかずは、お弁当はもちろん夕食などでも食べられるので、忙しいあなたの食生活をサポートしてくれます。
具体的にどんなものを作ればいいかお悩みの方は、ぜひ以下を参考にしてみてください。
冷凍保存OKの卵焼き
- 卵3個
- マヨネーズ大さじ1
- 粉末だし 小さじ1
- 砂糖 小さじ2
作り方はいたって簡単!
上記の材料をボウルで混ぜ、薄焼き卵をくるくる巻きながら、卵焼きの形に整えていきます。あとは冷ました後にちょうどいい大きさにカットし、1つ1つラップに包んで冷凍保存するだけです。
なんと卵焼きも冷凍保存ができるのです。
マヨネーズを入れることで、油分が加わり冷凍しても大丈夫なんだとか。
最初はレシピサイトを参考に白だしやめんつゆを使っていたのですが、どうしてもパサパサしてしまったので、粉末ダシにしたら解凍後もふんわり卵になったので、ぜひお試しください。
にんじんのピクルス
- 人参1本
- 酢 1/2カップ
- 砂糖 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- オリーブオイル 大さじ1
弁当に彩りを加えてくれる人参の簡単レシピで、よく作っていたのがピクルスです。
皮むき器で薄くスライスしたにんじんを、酢・砂糖・塩・オリーブオイルを混ぜた調味液に漬けるだけです。
お酢を使っているので、夏場にいたみやすいお弁当メニューにはもってこいです。
また、上記の調味液は私の好みなので、分量を変えてお好みの味を探してみてください。ブラックペッパーやコンソメをほんの少し加えてみても美味しいですよ。
鶏肉の辛味噌焼き
- 鶏胸肉(ささみでもOK)200g
- 玉ねぎ 1個
- 味噌 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 豆板醤 小さじ1
- 白だし 小さじ1
鶏胸肉は一口大に、玉ねぎはくし切りにカットし、上記の調味料を混ぜた液に30分程漬けます。そのご油をひいたフライパンでしっかり火を通し、ほんのり焦げ目をつけたら完成です。
お手頃価格でお腹も満足するお肉と言えば鶏胸肉ですね。
鶏胸肉は加熱するとパサついてしまいがちですが、上記の調味液にしばらく漬けて焼くと、しっとりと焼きあがります。
美味しくて食べごたえもあるので、お弁当のメインにいかがでしょうか。
作り置きのおかずも、レシピサイトでたくさん紹介されているので、色々試して、自分のものにすると、お弁当づくりが楽しくなりますよ。
無理せず楽しく続ける節約弁当生活を
一人暮らしのお弁当作りは、日々の食生活と連動しています。
お弁当作りのためのおかずづくりではなく、毎日食べるものをまとめて作る感覚でいれば、無理なくお弁当づくりも続けられます。
それに、ちょっとお弁当に隙間ができた時には冷凍食品に頼っても大丈夫。
冷凍食品を上手く活用しつつ、美味しいおかずを詰めたお弁当を作ると達成感を味わえます。
そして、お気に入りのお弁当箱もお忘れなく!
つい使いたくなるお弁当箱があれば、お弁当作りはもっと楽しくなります。
金銭的にも時間的にも無理をせず、楽しく続けることが、一人暮らしの節約弁当生活の秘訣です。まずは「作ってみたいな、作れそうだな」と思うメニュー探しから始めてみませんか。